2003年第3号
PTA活動この1年を振り返って
副会長 田内宏
皆様のご協カを得ながらの本年度のPTA活動もはや1年が過ぎようとしています。この間、資源回収活動や奉仕作業、運動会やPTA主催行事(親子ふれあいドッジボール大会、餅まき大会)等々、多くの行事がありましたが、特に感じましたことは、各行事とも多くのお父さんが参加され・積極的に活動されていたことです。
ややもすれば、子育ては母親まかせになりがちですが、現在の父親は多くの方が子育てに積極的で、夫婦一緒になって子育てに取り組んでおられることに安心しました。
これからの時代に生きる子どもたちにとって、私たちの経験とは比べようのない厳しさがあることと思います。今からその厳しい時代を生き抜くための基礎・基本、または習慣みたいなものを培っておくことがとても重要だと思われます。こうしたことは、学校の先生だけで出来ることではありません。家庭と地域、そして学校の3者が一体となって取り組んでいく必要があります。そうした中でPTAの果たす役割も一層重要であろうと思います。
そんな意識を持って一年間やってまいりました。結果として大したことは何も出来ませんでしたが、今後も少しでも子どもたちの成長のための手助けが出来るよう心がけていきたいと思っています。
一年間、誠にありがとうございました。
各委員会の反省
生活委員会
生活委員会とは何を行うのか分からない。活動内容についても、いまひとつつかめない状態でのスタートでとまどってしまいました。昨年の内容をみせていただき今年もアンケートの実施に決定し、内容は“マナー”を題材に進めました。
範囲が広すぎたかな?マナーとは、関係ないかな?という部分もありましたが、多忙の中、又、短い活動時聞のなかで、委員の皆様、先生、保護者の皆様のご協カによって気持ちよくまとめることができました。皆様の意見は100%反映するには至りませんでしたが、委員会としてはまずまずと思っております。
アンケート結果でも、お伝えしましたが、*子供は、おとな(親)の背中をみて育つと言われているように、おとなが、責任をもって手本を示さないといけない。*”愛”をもって子供を育てることが大切だ。叱ることも、ほめることもすぺて”愛”だとおもいます。この子供たちも将来、私達と同じ親になることを考えて接していきたい。
が、結論です。
最後になりましたが、今後は、やることをもっと具体的に出して頂いたほうが、活動はしやすいと思います。
安全委員会
安全委員会の活動として、まずは前年度提出されました通学路の改善要望箇所の確認を実施いたしました。その結果、5ヶ所の改善要望中、4ヶ所は改善されていましたが、谷口金屋地区の武芸小学校西町道交差点のみ改善されていませんでした。今年度も各地区ごとの通学路や地区内をそれぞれ歩いてまわり、危険箇所と思われる場所の確認及び安全点検をいたしました。
7月に各地区で開催されました地区懇談会において、通学路の改善要望について話し合い、改善要望案を提出していただきました。これをもとに安全委員会で検討し、資料を作成して優先順位をつけて学校(町)へ提出いたしました。
不慣れな委員長で、委員の皆様や先生方には色々とご迷惑をおかけしたと思います。皆様方のご協力をいただき、安全委員会の活動を実施することができました。今後とも子どもたちが安心して通学できるよう目頃から心がけて、校区内の安全を見守っていきたいと思います。
広報委員会
年3回の発行にあたり、私たち地区委員3名、学級委員3名、実行委員1名、職員1名の計8名で担当させていただきました。1回の発行について、各委員1名ずつの計3名で作成することにしました。それにより、打ち合わせ回数を少なくすることができました。
また、本年度の広報では職員紹介をはじめ、資源回収や運動会などの行事を中心に報告させていただきましたが、これも広報委員の皆様はもとより、本部役員の皆さんや職員のご協力のおかげと深く感謝いたしております。ありがとうございました。尚、皆様のご意見・ご感想を聞かせていただけますと幸いに存じますので、よろしくお願い申し上げます。広報委員会一同
懇談委員会
7月に各地区ごとに地区懇談会を開催し、テーマ「地域の中でのしつけ」について話し合ってもらい、それをもとに懇談委員会でまとめて発表しました。
特に今は、ニュース等でもよく取り上げられるように、拉致、誘拐等の事件が多いこの世の中、各家庭でも非常に心配されており、登下校の仕方や夏休みの外出、帰宅等について真剣に考えさせられました。学校の方からも「連れ去り防止」について、子どもたちに指導してもらい、協力していただきました。
今回、このテーマ「地域の中でのしつけ」で懇談会を開いたことによって、今一度、子どもたちのしつけについて、考え直すことができて大変よかったと思います。